歯茎の痛みは虫歯から?

歯茎の痛みは虫歯から?

「歯茎が痛い。虫歯のせいかな?」

虫歯が進行し、神経まで達して神経が死んでしまっている場合、
痛みや腫れが歯茎にでることもありますが、ほとんどの場合は
歯茎の痛みは虫歯が原因ではなく、歯周病などの炎症が原因
考えられます。

歯茎を見てください。
赤くはれぼったくなってはいませんか?
歯みがきの時、歯茎から出血はありませんか?
歯茎の色が変わったり、腫れたり膿がでたりしてませんか?
口臭がしませんか?
歯並びやかみ合わせには変化はありませんか?
グラグラする永久歯はありませんか?
歯茎が下がって歯と離れてきてるような感じはありませんか?

当てはまる項目があった場合、歯周病を疑った方が良いでしょう。

歯周病は、一番感染者数の多い感染症で、歯周病ではない人は
ほんの一握り程度とされており、なんとギネスにも掲載されているほどです。

日本人の歯周病は10〜20代前半ですでに約60%がかかっているといわれ、
50才以上で約85%の人がかかっているといわれています。
つまり、多くの方が悩んでいる病気ということです。。

誰もがかかっている病気だからといって軽るくみていると取り返しの
つかないことになってしまう可能性があります。
実は、歯が抜け落ちてしまったりする怖い病気なのです・・・。

もちろん、虫歯も放置しては大変なことになりますが、
歯周病も放置すると大変なことになります。
歯周病が疑われる場合、速やかに歯科を受診し、適切な処置を
してもらうことが大切です。

もし、歯周病ではなくても、歯周病予防に歯科で歯垢や歯石を取り除いて
もらうことは歯周病予防にもなります。

定期的に歯科に行き、虫歯・歯周病予防を行いましょう。