歯周病で歯茎が痛い

歯周病で歯茎が痛い

歯茎が腫れて痛んだり、歯磨きをすると出血したりしたことは
ないでしょうか。そんな方は、歯茎を鏡で見てください。
赤みを帯びていて、はれぼったくなっていませんか?

健康な歯茎はピンク色でハリがあります。
赤みを帯びてはれぼったくなっている状態は、歯周病の可能性が
高いです。

歯周病は、歯と歯茎の間に隙間ができ汚れや歯石が溜まり、
歯周病菌が侵入することにより起こります。
重度になると「歯槽膿漏」と表現されるように、歯茎から膿が出る
状態になり、高い確率で歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病のその他の原因として、歯ぎしりや歯並びが悪いことが
あげられています。

歯ぎしりは歯に力を加えてグラグラと揺らすようなものなので、
歯と歯茎の間に隙間ができ、歯周病が進行しやすくなってしまいます。

また、歯並びが悪い場合、1本1本同じように歯みがきしているつもりでも
みがき残しが生じることが多く、歯周病のリスクが高まるのです。

歯周病を予防するには、正しい歯の磨き方を覚える、歯科で歯石を定期的に
取り除く、歯周病予防歯みがき粉を使用する、かみ合わせや歯並びを治す、
生活習慣を改善する・・・などの対策が必要になります。

高齢者の歯が抜け落ちる原因の殆どが、この歯周病です。

歯茎が腫れている、痛い。そんな症状が出たら直ぐに歯科に行き
診察してもらいましょう。唾液の中の菌の状況をみるだけで、歯周病か
どうか簡単に調べられるそうです。

年齢に関係なく、歯周病は発症しうる病気なので、日ごろから
ケアをしていくことが大切です。